ノコギリヒラタムシに関するQ&A

この記事では、ノコギリヒラタムシに関するよくある質問について管理人が答えます。
質問に関してはyahoo!知恵袋や教えてgooなどのQ&Aサイトの質問を参考にしています。

牛乳パックの中に閉じ込めたノコギリヒラタムシ

ノコギリヒラタムシは飛ぶんですか?

羽根があるノコギリヒラタムシの画像

ノコギリヒラタムシは甲虫の仲間で拡大してみると、確かにカブトムシのような胴体をしていて羽根も付いていると思うのですが、飛ぶことはありません。
実際に3ヶ月ほど駆除をしていましたが一度も飛んでいる姿は見ませんでした。

 

ただ調べていた時に「飛ぶ」と記載していたサイトも少数ですがありました。

 

ノコギリヒラタムシは人を刺しますか?

刺されたら嫌ですよね。
でもノコギリヒラタムシには人間を刺すような針はありません。
噛むことはありますが、顎の力が弱いので仮に噛まれても気が付かないでしょう。

 

被害例は少ないですが、ノコギリヒラタムシの幼虫に寄生する虫として「ノコギリヒラタアリガタバチ」というハチがいてこの虫は人を刺します。
場合によってはアレルギー反応を起こして皮膚炎になることもあるそうです。

 

ノコギリヒラタムシの発生原因は?

ノコギリヒラタムシが好きな小麦粉

ノコギリヒラタムシが一般家庭に出る時は混入がほとんどです。
穀類が主ですが、食性が広いので乾燥食品全般で注意が必要です。

 

麺類、穀類、お菓子類、粉類、香辛料、ペットのエサ、観葉植物、肥料など、あらゆるものに混入してくる可能性があるので家の中にある上記のようなものを一つ一つ丁寧に調べてみることをおすすめします。

 

またノコギリヒラタムシは数が増えると別の場所で分散して繁殖するようになるのでノコギリヒラタムシがたくさん発生している場所を特定して「発生源だ!」と思って安心しているとすでに他の場所でも繁殖が始まっている可能性があるので一つの発生源を見つけたからと言って油断せずにくまなく探すことをおすすめします。

 

【参考記事】
ノコギリヒラタムシの発生原因と発生予防

 

ノコギリヒラタムシの駆除方法は?

ノコギリヒラタムシを駆除するためには発生源の特定が重要です。
まずは発生源を特定して、それ撤去・周辺の掃除をすることで大分数が減ります。
残った残党は地道に駆除していけば1週間〜2週間ほどで姿を消します。

 

具体的なノコギリヒラタムシの駆除方法については下記の記事で紹介しています。

 

【参考記事】
ノコギリヒラタムシの駆除方法6選〜これで戦う〜
ノコギリヒラタムシに効く市販の殺虫剤はどれ?

 

ノコギリヒラタムシの予防方法は?

ノコギリヒラタムシは顎の力が弱い種なので、食べ物のパッケージ(包装)を破ることはできませんが、小さく平たいので少しの隙間から侵入することができます。

 

そのため、食品などを開けた際にセロテープや輪ゴムなどで止めると僅かな隙間から侵入することも考えられるので一度開けた食品はタッパーなどの密閉容器に入れましょう。米びつなどの中には米びつ用防虫剤の「米唐番」などを入れておきましょう。

 

≪米唐番リンク≫

 

ノコギリヒラタムシはどんな害がありますか?

ノコギリヒラタムシは不快害虫なので人間の体に害を及ぼすことはありません。
主な被害は食害です。
食害も目に見えて食べ物が減っているみたいなことはないです。
大量発生しても特に問題はありませんが、単純に気持ち悪いです。

 

なかなか潰れなくないですか?

ノコギリヒラタムシを手ですり潰した画像

ノコギリヒラタムシは元々が平たいので手の平だと潰しにくいです。
爪を立てて潰すか指の腹ですり潰すのが効果的です。

 

ちなみに衝撃を与えると死んだふりをすることも多いので動かないからといって死んだと思ってゴミ箱に捨てるとゴミ箱の中で復活する可能性もあるので注意しましょう。

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