第4章 大掃除!ノコギリヒラタムシの発生源を突き止めろ!
1泊2日の家族旅行に行っている間にノコギリヒラタムシに家を占拠されました。
リビングを中心に家中の至るところにノコギリヒラタムシがいます。
ここまで来ると「絶対にまだどこかで繁殖している!」という確信があったので年末ということもあって旅行から帰ってきた次の日に大掃除をすることにしました。
そして次の日、注意深く家中を見回すと本当に至るところにノコギリヒラタムシが・・・。
特にラグマット系の裏側にはかなり小さなサイズもいました。
繁殖しているかわからないけど、かなりの数がいたのが下記の場所。
・ホットカーペットの裏側
・キッチンマットの中
・トイレマットの裏側
・コンロ下の油などを入れる収納
・窓枠のレール
もうノコギリヒラタムシの棲家みたいになっていそうなラグマット系は全て捨てました。
もしかしたらそこに卵を産んでいる可能性も否定できないので。
ただ見た目では卵とか幼虫みたいな姿は見当たりませんでした。
ちょっと驚いたのは玄関の靴箱にできていた小さなクモの巣にノコギリヒラタムシが数十匹ぐらいまとめて引っかかっていた光景です。
引っかかりすぎてクモも若干迷惑そうに見えました。
窓枠のレールに至っては一度見えているノコギリヒラタムシを駆除しても数時間経ってから見るとまた何匹も湧いて出てきていました。
なので窓枠のレールの凹みや床と壁の隙間で繁殖しているんじゃないか?ということで家中の隙間目掛けて殺虫剤を捲きまくりました(笑)
ちなみにノコギリヒラタムシに効果のある市販の殺虫剤などは「ノコギリヒラタムシに効くか?市販の殺虫剤を試してみた」こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
もう大量にノコギリヒラタムシがいたのでサンプルに採取して家にある殺虫剤でどれが一番効くのか?みたいなテストをこの時はしていましたので。
大掃除をして、大量発生していそうなラグマットなどを捨てたことによって大分ノコギリヒラタムシを見る機会は減りましたが、それでも完全に駆除したと胸を張って言える程の手応えはなく・・・。
この頃になると夫婦揃って若干ノイローゼみたいな感じになってきます。
ノコギリヒラタムシが家の中に出現した最初の頃は1匹ずつ毎回ティッシュを持ってきてティッシュで取ってその中で潰してゴミ箱に捨てる手順で退治していたのですが、ここまで来ると、複数いる時は掃除機で吸って1匹で壁を這っている状態で見つけた時はその場で指で取ってそのまま直接指で捻りつぶして粉々にして水道で流していました。
この行為を奥さんは駆除するとか殺すではなく「無効化」と呼んでいました(笑)
僕も最初は抵抗がありましたが、どんどん慣れてきて無効化ができるようになりました。
ノコギリヒラタムシは甲虫なので潰しても「ブシュッ」と中から何か出て来たりしません。
どちらかと言えば「グシャッ」と潰れる感じですね。
今になって思うと本当にノコギリヒラタムシが不快なだけの害虫で良かったです。
人間を刺したり、噛み付いたりしてくる害虫だったら夜も不安で眠れませんでした。
ゴキブリのような生命力もなくて、死んだ姿で見かけることも多々ありました。
とは言え、不快な害虫であることに変わりはありません。
大掃除をした後も我が家のノコギリヒラタムシが絶滅したような手応えがなく、いっそのこと業者に依頼して駆除してもらおうか?という話も出てきた時にとうとう我が家で大繁殖したノコギリヒラタムシの本当の発生源を突き止めました。
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