ノコギリヒラタムシの潜伏場所はこんな場所
ノコギリヒラタムシは徘徊性の貯蔵穀物害虫です。
なのである程度繁殖して数が多くなると家中の至るところに出没します。
我が家は3LDKのマンションですが、各部屋はもちろん洗面所やトイレ、押入れや引き出しの中などとにかくどこでもノコギリヒラタムシを目撃しました。
基本的に徘徊している時は1匹でいることが多いのですが場所によっては何匹も固まって繁殖?や棲家にしている場所があります。
今回は我が家でも特にノコギリヒラタムシが何匹も固まって見つかった
潜伏場所について紹介していきたいと思います。
発生源の特定はもちろんですが、駆除後に掃除をする時の参考にしてくださいね。
お米の袋の中
我が家で最もノコギリヒラタムシが多かったのが米袋の中です。
発生源も親戚からもらった精米したてのお米でした。
ノコギリヒラタムシは貯蔵穀物害虫なので米はもちろんですが、小麦粉や乾燥した果物、お菓子や乾麺などを棲家にして繁殖している可能性が高いです。
ただ、新品の袋を食い破って侵入するほど顎の力は強くないみたいなので「一度開けたまま放置している米類・粉類・菓子類の袋」は要注意です!
とりあえず家中にある食品の入った袋はチェックしておくべきだと思います。
窓枠のレール
これだけはなぜなのか?未だに謎なのですが、画像のように窓枠のレールの上に一度に10匹程度ずつ出現する日が何日も続きました。
見る度にティッシュで取ったり、掃除機で吸ったりするのですが数時間するとまたどこからともなくノコギリヒラタムシが出現します。
窓枠のレールには潜伏できるような隙間がないのでおそらくどこからか集まってきているのだと思うのですがここに集う原因はわかりません。
仮説としては、日当たりがいいので暖まりに来ているのではないか?と思っています。それと窓枠のレールにいるノコギリヒラタムシはすでに死んでいる場合が多かったです。もしかしたら我が家特有の現象かもしれませんが、チェックしてみてください。
ラグマットの裏側
ホットカーペットの裏側や、ホットカーペットのラグマットの上、キッチンマットやトイレマットの裏側などカーペットやラグ類の素材にもたくさん潜んでいました。
潜んでいたノコギリヒラタムシの特徴として普段見かけるサイズの成虫ではなく小さいサイズの幼虫が多かった印象なのでこのようなところでも卵を産んで繁殖しているのではないかと思います。
幼虫になるとかなりサイズも小さく、繊維の中に潜っていくのでノコギリヒラタムシが見つかったカーペットやラグマットは捨てるのが手っ取り早く駆除できると思います。うちもホットカーペットとキッチンマットは捨てました。
その他
数は少ないものの、数匹〜10匹程度が固まって見つかった場所を挙げていきます。
・キッチンコンロの下の収納の油や調味料が入っている引き出し
・引き出しに閉まってあったカセットコンロの内部
・スツールの脇に付いている雑誌などを収納するポケットの中
・加湿空気清浄機の水を入れるトレイの中
上記のような場所にもノコギリヒラタムシが潜伏している可能性があります。
基本的に平たい体をしているのでどんな隙間にも入り込めるのが厄介ですね。
こんなところにもノコギリヒラタムシは群がっていた
潜伏場所とは少し違うのですが、ちょっとした汚れにもノコギリヒラタムシは群がります。
例えば、子供のパジャマに付いていた小さい子供が薬を飲む時に使うゼリーが服に付いた時のシミや、勢いよく飛び出たボディーソープが壁に付いた跡など。もちろんですが子供が床に落とした食べかすなども同様です。
ただこれは我が家が旅行に出る前にバタバタしていて家を出る時に何もかもをやりっぱなしで出た結果、帰ってきたらノコギリヒラタムシが大繁殖していた時の話なので普通に掃除していたりしたら大丈夫だと思います。
【参考記事】
・ノコギリヒラタムシVS人間〜我が家のノコギリヒラタムシ駆除日記〜
ノコギリヒラタムシは繁殖力が高めなので発生源を特定して駆除した後でも別のところで繁殖している可能性もあると思うのでそれで安心しないで上記に挙げたような潜伏場所もチェックしてみてくださいね。