ノコギリヒラタムシに効く市販の殺虫剤はどれ?

ノコギリヒラタムシに殺虫剤を噴射する実験

最初に我が家にノコギリヒラタムシが出現した時はティッシュの中で潰したりして駆除していたのですがだんだん数が増えてくると面倒になってきました。

 

そんな時に調べたのがノコギリヒラタムシに効く殺虫剤でした。
ただ一般家庭でノコギリヒラタムシが出るのは珍しいのか、あまり情報は出てきません。

 

「エアゾールを噴霧してください」みたいな解説をしているサイトがあったのでエアゾールが何か?を調べるとおそらく殺虫剤のことなんだと理解しました。

 

で、早速ノコギリヒラタムシ用エアゾールで調べてみるとAmazonにありました。

 

 

あったのはいいのですが、高い!!(笑)
普通の家庭用殺虫剤の2倍〜3倍ぐらいの値段がします。

 

「プロ・業務用」みたいなことが書いてあるのでおそらく害虫駆除業者が使うような本格的な殺虫剤なのでしょう。

 

 

商品の説明文を読んでみると「ピレスロイド系」の成分だとわかります。それで調べてみるとピレスロイド系の成分は一般的な家庭用殺虫剤にも使われているので市販のものでも使えるのではないか?と考えました。

 

ファーストキルにはIGR剤という幼虫に効く成分も入っているようなので完璧に駆除したい場合は購入するしたほうがいいかもしれません

 

そこで近くの薬局に行って家庭用殺虫剤を見に行ったのですが、対応する害虫の記載に「ノコギリヒラタムシ」と書いてある商品はありませんでした。

 

 

なかったのでとりあえずピレスロイド系と書いてある家庭用殺虫剤を買ってきて実際にノコギリヒラタムシにかけて実験してみることにしました。

 

ピレスロイド系殺虫剤の場合は成分の欄にピレスロイド系と書いてありますが参考までにピレスロイド系の殺虫成分を挙げておきます。

 

ピレトリン・アレスリン・フェノトリン・メトフルトリン・トランスフルトリン・イミプロトリン・ペルメトリンetc

 

試したのは3つの家庭用殺虫剤で実験に使ったのは我が家のノコギリヒラタムシです。
これから紹介する殺虫剤は普通にマツキヨなどの薬局、ドラッグストアなど市販で購入できる商品です。

 

ノコギリヒラタムシに試した市販の殺虫剤

 

使ってみてこれ効くな!と思った順に紹介したいと思います。

 

アリアースW

主戦殺虫剤として使っていたのがアリアースWです。
市販の殺虫剤で迷ったらとりあえずこれを買っておけばいいかなと思います。

 

ノコギリヒラタムシに対する即効性はもちろんなのですが、頻繁にノコギリヒラタムシが出現する場所にかけると一定期間は寄り付かないような効果もあった気がします。
時間が経つと効果がなくなるのかまた出現するようになるのですが・・・。
隙間に突っ込んで噴射できるノズルも使いやすかったです。

 

ゴキジェットプロ

こちらも殺傷能力という点ではアリアースに負けず劣らずです。
なので元々家にある場合はゴキジェットプロだけでも十分戦えると思います。

 

ただ狭い隙間に入れるノズルが使う度に取り外して使わないといけない点と、万が一ゴキブリが出た時に残しておきたい気持ちが強かったので我が家ではこの実験以外ではほとんど使っていません。

 

キンチョール

 

残念ながら一番効果を感じられなかったのがキンチョールです。
まあ大量に噴射してノコギリヒラタムシがビチャビチャになるぐらいまで浸せば当然やっつけることができるのですがイマイチでしたね。


ノコギリヒラタムシに殺虫剤を使う時の注意点

ここまでノコギリヒラタムシに効く殺虫剤を紹介しておいて言うのもなんですが、殺虫剤自体はノコギリヒラタムシの駆除にそこまで向いていません(笑)

 

なぜか?と言えば、ノコギリヒラタムシ目掛けて殺虫剤を噴射するとノコギリヒラタムシが軽すぎてどこかへ吹っ飛んでしまうからです。

 

 

下が真っ白な場所なら吹っ飛んでも見つけられるのですが、茶色いフローリングとかだと殺虫剤で吹っ飛んだノコギリヒラタムシがどこに行ったのか?わからなくなってしまいます。

 

なので我が家で殺虫剤を使ったのは、掃除機やティッシュなどで一度綺麗に駆除した後に念のために殺虫剤を捲いておく時やノコギリヒラタムシが大量に見つかった米の袋やカーペットなどをゴミ袋に入れて捨てる時に念のために殺しておくためなどです。

 

1匹や数匹を見つける度に駆除する場合には殺虫剤は向いていないと思います。

 

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