第1章 アリみたいな小さな虫の襲来

あの事件」が起きて以降、
特に変わったことはなく3ヶ月ほどの時間が経過していました。

 

 

ただ一つ最近少し気になることがありました。
家の壁にアリみたいな小さな虫を見かけることが多くなったのです。

 

壁をはっているノコギリヒラタムシの画像

 

それこそ最初に見つけた時は全く気になりませんでした。
窓とか玄関の入り口から迷い込んで来たのかな?」ぐらいでティッシュで
さらってクルクルにしてゴミ箱に捨てて退治していました。

 

 

しかし、最初にそのアリみたいな小さな虫を発見してからというもの、
2週間に1匹だったのが1週間に1匹は見るようになり、
3日に1匹見るようになり、ついには1日に必ず1匹は
アリみたいな小さな虫を家の中で見かけるようになりました。

 

 

しかも、ある時はリビング、ある時は洗面所、ある時はトイレみたいな感じで
特定の場所ではなくとにかく家中の至るところで見つけるようになりました。

 

 

さすがにそこまで来ると「絶対におかしい!」と気が付きます。
それまでは、外からフラッと入ってきた小さな虫ぐらいに思っていたのですが、
「こいつら確実にこの家のどこかで繁殖しているんじゃないか?」と疑います。

 

 

ただ奥さんにこのアリみたいな小さな虫のことを話しても「ふ〜ん」みたいな感じで
全くもって危機感を持っていないようでした。

 

 

またそのアリみたいな虫を見かける時は必ず1匹だけだったのでどこで繁殖しているかも見当が付かず、この時はまだ「もしかしたら家の外から入ってきているかもしれない」という気持ちも半分ぐらいはあったのでそこまで真剣に探すことはしませんでした。

 

 

それでも名前もわからないアリみたいな小さな虫の「正体」だけはとても気になりました。

 

 

そこでgoogle検索で「アリみたいな小さな虫 家の中」と調べるとyahoo知恵袋のQ&Aがいくつか出てきておそらくこれじゃないか?という害虫がピックアップされることとなります。

 

 

・ノコギリヒラタムシ
・フタトゲホソヒラタムシ
・ヒラタコクヌストモドキ
・ヒメフタトゲホソヒラタムシ

 

 

今でこそ、わざわざ顕微鏡まで買って「ノコギリヒラタムシ」と同定しているのですが、
最初は多分ノコギリヒラタムシで仮に違ってもヒラタムシ類には間違いないといった感じでした。

 

 

というのも、色々なサイトの生態を見る限り駆除方法などに特に大きな違いがなかったのとノコギリヒラタムシとフタトゲホソヒラタムシに関しては肉眼や拡大鏡では見分けることができないということでとりあえず我が家ではノコギリヒラタムシであると先に結論付けて戦うことにしました。

 

 

ここから我が家とノコギリヒラタムシの長い戦いが幕を開けることになったのです。

 

 

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